心理カウンセリングについて

query_builder 2022/08/22
ブログ
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 こんにちは。 ブログをお読みくださりありがとうございます。

 丹波橋こころの相談室の東 浩子です。

  この度はタイトルにも記しましたが、 心理カウンセリングについて お話をしたく思います。


1,心理カウンセリングにはいろいろな方法があります。

  一口に心理カウンセリングといってもみなさんご存じのようにいろいろあります。 今はやりの認知行動療法も心理カウンセリングですし、 精神分析、森田療法、動作法・・・ 数えだしたらきりがないほど心理カウンセリングというのはたくさん 世の中にあります。 何が違うかといいますと創始者が違います。 創始者のさまざまな思想によって 心理カウンセリングの方法が違います。 でも、どの創始者もお見えになる方(クライエント)の こころの悩みを解決したい という目的は同じであろうと思います。 そういう意味で、 心理カウンセリングとは クライエントのこころの悩みを解決することを目的とした相談 ということになると思います。


2,心理カウンセリングでこころの悩みを解決するとは?

  ではこころの悩みを解決するというのはどういうことなのでしょう。   解決といってしまうと、答えが出てくることをイメージしてしまいますが、 心理カウンセリングの場合はそうではありません。 心理カウンセリングには答えはありません。 答えは相談をしに来られた方のこころの中にあります。 心理カウンセリングの終了を迎えられた時、 お一人お一人のこころの中に得られるものです。 それでは心理カウンセリングをしている最中、 いったい何をしているのか、といいますと、 いろいろな本にも書いてあるとは思いますが、 一人一人が自分のこころの中にある答えにたどり着けるように こころの中の思考の道筋を しかも一人一人にあったオーダーメイドの思考の道筋を ご一緒に作っていくことだと思っています。 なぜ思考の道筋を作っていくのかというと、 こころが悩みでいっぱいの時 人は、迷路に迷い込んだような気持の状態になるからです。 しかもこころが悩みでいっぱいの時に限って、 その迷路をやたら目ったら歩き回られることになられるのです。 はじめのうちはこちらではないあちらではないと歩いておられるのですが、 しまいには走り回ることになり、 それによってどんどん消耗し、疲弊し、焦っていかれます。 一生懸命迷路に取り組めば取り組むほど、 ますます迷路から抜け出せなくなっていかれます。 糸でいうと、 ほどこうと一生懸命取り組むのだけれど、 取り組めば取り組むほど、 どんどん絡み合っていき、 最後にはその糸のもつれをどうやってもほぐすことができない状態になられます。 そんな時、心理カウンセリングを使って、 ご一緒に迷路のゴールを目指したり、 その糸のもつれをほどいたりすることだと思います。


3,心理カウンセラーの仕事は?

  その時、私ども心理カウンセラーはご一緒に迷路に入り、 焦るクライエントを励ましたり、なだめたり 時には もう駄目だとあきらめそうになられるクライエントの失望感を ただひたすら傾聴したり。 クライエントが迷路の同じ道を何度も歩いておられるなら、 道に印をつけたり、一緒に地図を作ってみたり、 あるいはこの先が行き止まりであることがわかっていれば そのことをお伝えしたり。 進まれたことのない新たな道があればそれをお勧めすることもあります。 無理強いはしませんが。 とにかく、ゴールに向かって歩まれるクライエントの伴走者をすることだと思っています。 ご一緒にそして決してあきらめずに傍にい続けることだと思っています。

  伴走者ですから、 自分の歩きやすいようには歩きません。 あくまでもクライエントの方がどんな歩き方をされるのか、どんな速度で歩かれるのか、どういう風に道を探していく方なのか、行き止まりに来た時に、どんな風に考えられるのか、クライエントの個性を大切にその個性が生きる形で伴走します。 でも、 カウンセラーは一緒にゴールに出ることはありません。 ゴールにたどり着くのはクライエントお一人です。 ゴールをされた後は、 この度ご一緒させていただいたことを自信にしていただき、 他のいろいろな人生の迷路や、 絡んでしまったこころの糸をご自分でほぐしていただけることを願って、 心理カウンセリングを終了させていただきます。


4,心理カウンセリングって1回で終わるもの?

  もちろん、 1度心理カウンセリングを受けたからといって、 それ以後のすべての人生の迷路や こころの糸の絡まりをご自分一人でほぐすことができられる場合だけではないので、 時折、 もう1回、もう2階と心理カウンセリングを求めに来られることもありますが、 次の時はもう少し早くコツをつかまれ、 自分なりの迷路の歩き方、自分なりの糸のほぐし方で 力強くご自分の人生を再び歩んでくださいます。   そのお手伝いをするのが 心理カウンセリングであると思い、 日々実践している次第です。


5,どうして心理カウンセリングにはいろいろな方法があるの?

  ではなぜ様々な心理カウンセリングが必要かということですが、 一人一人に人生があるように、 一人一人にフィットする心理カウンセリングがあるからです。   まず考えてからでないと先に進めないという方は精神分析や精神分析的心理療法がおすすめです。 なにゆえに自分はこの迷路に入ってしまったのだろう、この迷路を選んでしまったんだろうと原因から考えていきたい方はこのような心理カウンセリングを使ってこころの悩みを考えていく方があっておられるように思います。 原因はあるだろうけれど、まず現実的に迷路を攻略していくことが大切と考えられる方なら、認知行動療法のように、ターゲット設定がしっかりとした心理カウンセリングがあっておられるように思います。 あるいはもう悩み尽くした、もう考えたり、ターゲット設定したりはうんざり、もっと違う方法でと思われる方には動作法などはいかがでしょうか。 こころとからだは密接につながっています。 体に注意を向けることによって、間接的にこころと向き合う方法もいいかもしれません。 ものすごく生真面目な方だと、修行僧のように黙々と日々のルーティーンをこなしていくこと、日々を整えるようにこころを整えていくことを目的としている森田療法が向いておられるかもしれません。


6,自分に合った心理カウンセリングでこころを軽く。

  こんな感じで、 たった1つの方法でこころと向き合うのではなく、 自分にあった方法でこころに向き合うことができるのも 心理カウンセリングの良いところだと私は思っています。

  いろいろな心理カウンセリングがあるので、 迷ってしまわれる方もおられるかもしれませんが、 まずは ご自分でこれがいいかなと思われる心理カウンセリングをやってみて、あうあわないを感じていただければうれしいです。 自分ではこの方法がといいと思っていても、 案外やってみると合わなかったり、 えーっ、本当にこれやるの?と思っていてもいざやってみると、思わぬ心理カウンセリングの方法があっていたりすることがままあります。 人間とは自分のことがわかっているようで、かなりわからないいきもののようです。 ですので、こころの悩みを抱えられたら、とにかくどの方法でもいいので、心理カウンセリングを試していただき、こころの問題の解決に向かってみていただければ幸いです。


7,丹波橋こころの相談室での心理カウンセリングの紹介

 さて、 ここまでは心理カウンセリングの概要について話してきましたが、 ここからは私が行っている心理カウンセリングについてお話をさせていただきたく思います。 私は精神分析的精神療法という心理カウンセリングを生業にしています。

  おいでくださったクライエントの方に、長々とこころの問題が発生するに至った今までの経緯を話していただき、その中から何ゆえにこころの問題が生じることになったかを考えるということをクライエントとご一緒に相談しています。 ある意味、心理カウンセリングの中では最も時間のかかるやり方ではないかと考えています。 なぜ時間のかかるこのやり方でやっているのかと申しますと、 私が、こころの問題には必ず理由があるからだと思っているからです。 もちろんそれが、こころの病に起因することもあります。 統合失調症やうつ病、発達障害など、病院に行っていただかなければならない問題から生じていることもあります。一方で 虐待やハラスメントなど、環境因によってこころの問題が起こる方もいらっしゃいます。 時にはその双方ともが理由のことや、もっと複雑に様々な問題が絡み合って問題が起こることもあります。 とにもかくにもそのこころの問題の理由がわからないことには、仮に一度なんとかかんとかこころの迷路をゴールできたとしても、また次のこころの迷路に入ったときに、また同じような苦労をしてゴールを目指していただくことになりはしないかと思ってきたからです。


8,どんな心理カウンセリングでもこころの悩みは解決していきます。

  でも長年この仕事をしていると、実は理由がわからないとこころの悩みは解決しないことばかりではないということもわかりました。理由がわからなくても、解決のテクニックを身に着けることによって、それを何度もやっているうちに、何度迷路に入り込んでも、そのテクニックでゴールすることはできるようになります。 こころと密接につながっている体に目を向けることで、体をいたわることで、実はこころの問題に寄り添えるようになることも。 ひたすらに日常生活を整えていくことにより、生活にリズムができ、こころにもリズムができ、それによってこころの問題が治っていくことも。


9,心理カウンセリングには相性が大切。

  でも私にはしっくりこなかったのです、これらのやり方では。

  やっぱりこころの問題の理由を知って、その理由をクライエントと共有することが私にはしっくりいきます。

  この理由こそが迷路に迷い込まなければならなくなった理由であること。迷路に迷い込んでしまったことはクライエントの問題ではなく、この理由であったのだということ。そしてこの理由があれば迷路に入り込むのは仕方がなかったこと。こういう認識をクライエントとカウンセラーで共有ができます。 この認識の上で、これまでは仕方がなかったことだけれど、これから生きていくうえで、この理由に対してどういう向き合い方がクライエントにとって必要なのかを二人で考えていけます。そしてその理由と向き合いながら迷路をすこしずつ解いていくうちに、向き合い続ける自分のその努力を認めていただけること。そしてその大変な努力を続けている自分の存在価値を認めていただけること。向き合い続けてきた結果として必ず迷路を抜けていただける自信を持っていただけること。その自信を糧に最後は一人でゴールを抜けていただけること。これら一連の作業なしに、私は人生という迷路を歩ききることは難しいと考え、そのための心理カウンセリングとして、精神分析的精神療法はとても素敵な方法だと考えています。実のところこの私のしっくり感に付き合っていただいているクライエントの皆さんには申し訳ないといつも思っているのです。 でもたぶんですけど、当所においでくださるクライエントの皆さんも私と同じように、自分のこころ問題の理由を知りたいと思っておられ、その理由に向き合い、努力を重ね、自分なりの生き方を見つけていくことが向いておられる方が来てくださっているのだと私は思っています。   こういうことを心理カウンセリングでいうところの相性が大切ということなのかなぁと思います。


10,最後に

  こころの問題も人それぞれなら、その解決の方法も人それぞれ。 一人一人にあった心理カウンセリングが存在します。

  自分に合った心理カウンセリングを見つけていただき、 大変なこころの問題を信頼できる伴走者と解決に向かって歩んでいっていただければと思います。

  その伴走者の一人に私を選んでいただけることは、本当に光栄の限りです。

   

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  丹波橋こころの相談室   東  浩子 / HIROKO HIGASI   〒612-0066 京都府京都市伏見区桃山羽柴長吉中町55-1         コーポ桃山202

  TEL: 075-757-9855 FAX: 075-757-9855

  Email: t.cocolo.c.com@gmail.com

  URL: https://t-cocolo-c.com/

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  臨床心理士として32年。

  皆さまのこころの健康をご一緒に考えさせていただきます。

  京都で心理カウンセリングをお考えの皆さま。

  丹波橋こころの相談室にお越しください。

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